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ニードル脱毛痛すぎる録

青髭やら黒髭やらを根絶してバリキャワ女子になるために脱毛サロンにかよっていたのだけれど、そこで提供されている「ニードル脱毛」が痛すぎて涙も枯れてしまった。脱毛サロン、ひいては脱毛方法の下調べはちゃんとしておこうというお話。

1回目 (体験)

バースデーチラシに釣られて500円のお試し脱毛をしに行く。絵に描いたようなロリ巨乳のナースに迎えられ、既に来てよかったと安堵。席に座り、男の毛の蘊蓄を30分ほど聞く。

このサロンではニードル脱毛と光脱毛を提供しているらしい。毛が太い部位はニードル脱毛で、毛が細い部位は光脱毛で、場合によってはその両方を駆使して毛を処理していくとのこと。詳しくは脱毛のWikipedia(そんなんない)を参照のこと。今回は鼻下のニードル脱毛を体験することに。

施術室のベッドに横になると、そばの巨乳が一言。

「本当に痛くて、泣き叫んじゃう人もいるんですよ」

「それ今言います?」

「あとは、この痛みを無駄にしないようにと、握力鍛える器具を持ち込んだ方もいらっしゃいました」

「それは普通に面白いですね」

結果、ナースさんと他愛もない話をしながら鼻下150本を脱毛。この時の鼻下の脱毛はそこまで痛くは無かった。この後知ることになるのだが、150本と200本の間に横たわるこの差はかなりデカい。

帰り、とりあえずn万円のプランを契約して次回の予約を取り付けた。

2回目

普乳のナースに迎え入れられ、顎の光脱毛から開始。アイマスクを被せられ、ヒヤッとするジェルを塗られたかと思うと、拭き取ることはせずに脱毛器具を当てられる。アイマスクの上からでも、目に飛び込んでくる光量は凄まじく、チェレンコフ光を目の前で見たらてこんな感じなのかなと思った。

その後、鼻下を200本ほどニードル脱毛した。これが人中に差し掛かると本当に痛い。堪えようと思った涙は虚しくアイマスクを湿らす。ナースさんは慣れた手つきでティッシュを差し出してくれた。プロだ。

本日分の拷問が終わると、家での毛穴ケアの方法について教えられた。なんでも、脱毛後の毛穴は熱が籠るらしく、適切なケアを行わないと肌の赤みが引かなくなるとのこと。ケア用のジェルやクリームをもらい、手順を教えて貰った。

3回目

今回は鼻下と頬のニードルと顎の光。

鼻下、やはり痛い。「これくらいは覚悟しといたがいいだろうな」を超えてくる痛さ。特に人中は凄まじく、堪えようと思った涙は虚しくアイマスクを濡らす。ああ、人生ってこんなつらいのなら最初から生まれなければよかった。

鼻下が終了。完全に目から光が失われた私をよそに「次は頬やっていきますね」と告げるナース。どれくらい痛いのだろう、まぁどれだけ高く見積っても流石に鼻下よりかは痛くないだろう。

プシッ

あっ、これマジでダメなやつだ。

プシッ

鼻下ではあまり感じなかったが、針を刺される度に熱が籠っているのがわかる。そっか、そりゃ術後のケアが必要なワケだわ。どんどん熱が籠っていく、痛すぎる、俺は火鉢か?この熱さを喩えるなら、ソフトボールサイズの太陽で頬を削られている感じ。皮膚が蒸発しているのがわかる。ダメだろこれ、天体のSAWでやるやつだ。

術後、「本当に命の危機を感じるくらい痛かったです」というと、痛みを感じない新型のニードル機器を勧めてくれた。追加で13万の費用がかかった。クーリングオフの間にキャンセルした。13万あったら車が買えるので。

キャンセル

太陽ゴロゴロ事件から1か月、予約をすっぽかしてめんどくさくなったので、勢いに任せてキャンセルした。差額のn万円が返ってきたので雀荘に行こうと思う。

いま

光脱毛のサロンに変えたところ、費用と痛みはだいぶ抑えられた。ちゃんと事前調査はしておこう。