いろいろ書くところ

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霊場と東方と旅行とDTMと酒

東方×叡電コラボ全クリした

2/11~2/13で京都に行き、東方×叡電コラボを巡ったので旅行記を残す。なお、noteのものをそのまま移行してきただけなので新規のログではない。

2/11(ただの京都散策)

新幹線+京都駅

行きの新幹線で叡電ARのアプリをインストールしようとしたところ、対象外機種という表示が出ていきなりつらくなってしまった。機転を利かせ、課長に問いただされるの承知で社用携帯にインストールしようと思ったらこちらも対象外だった。んなアホな。アプリがインストールできないときの対処法として、ポップと自撮りをしなければならないらしく、さらにつらくなってしまった。ぬえちゃんポップと自撮りするの恥ずかしいな。

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世界一食い合わせの悪い昼飯

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京都ランドスケープ。これを撮らないと京都旅行は始まらない。

六道珍皇寺

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京都駅から清水寺方面へ30分ほど歩く。Twitterのオタクから教えてもらったスポットで、冥界への通り道と言われているお寺。

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毎回ご由緒撮るけど見返したこと一度もない気がする

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公式痛絵馬

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覗き窓から伺える蔵の中には小野篁卿と閻魔大王銅像がある。そこまで大きな像ではないものの、迫力は十分。

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お迎え鐘に書いてある句「金輪際 わりこむ婆や 迎え鐘」がめちゃくちゃ好き。鐘を撞く"徳"と割り込む"業"でちょうどトントンになっている気がする。すぐ隣に鐘があったので撞いてみた。冥土までは響かないものの、まぁまぁ近所迷惑になるかなくらいの音が鳴った。

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こわい

また、敷地内には冥界に通じる井戸があったので、冥界に行って少し散策してから現世に帰ってきた。

鳥辺野+智積院(妙見堂)

清水寺から茶碗坂を横目に大谷通へ。ご時世に関係なく、この道はいつも閑散としていてとても気に入っている。「京都に来た」感を一番感じるスポットだ。

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死んだら骨は海に撒くかここに埋めてほしい。なんの縁もゆかりも無いけど。

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大谷通を下っていくと、妙見堂という扁額をかかげた鳥居を見つける。くぐると、狭い境内に立派なお堂が2つ立っている。右が妙見堂の本体、左が絵馬堂だ。

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絵馬堂の舞台から見渡す京都の町はとてもよい。

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心太先生の「十三重石塔ランドスケープ」はこの場所だ。

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ここに来るのは3回目くらいだが、来るたびに酒飲みの残骸が落ちている。

京都酒蔵館

もはや東方との関連は何もないが、酒に罪はないので残しておく。

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ここにお邪魔するのは2回目。店の雰囲気もさることながら、京都地酒15種飲み比べ+おばんざいセットが最高すぎたので行かずにはいられなかった。

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前回来たときはなかったシステムなのだが、各日本酒をAI?ソムリエ?AIソムリエ?が分析して、想起されるキーワードを生成、飲んだ人はそのキーワードの中から一番あてはまるものを選択することでAIを強化する、という最強酒飲みAIプロジェクトが始まっていた。「あたたかみ 百合」が面白い。

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芳香(よしか) 好(ハオ)一億

伏見稲荷

枕草子の一節に「伏見は夜」とあるように、伏見稲荷は夜に行くべきである。なぜならすごいので。

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足が限界だったので頂上までは行かなかったが、めちゃくちゃ寒いしめちゃくちゃ暗いしで夜に行ったことを後悔した。

2/12(貴船以外)

出町柳鍵山雛

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叡電の始発駅である出町柳駅を目指し鴨川沿いを歩く。加茂大橋下は、和笛を吹くジジイと壁打ちをするラクロス部員が交差する特異点と化しており、これが京都だな~と思った。

鴨川デルタを横目に、森見登美彦的学生生活に思いを馳せながら出町柳駅に入ると

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んま~~~~~~~~~~~~~💜💜💜ひなちゃん!!!!!!!可愛いねぇ

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ダッシュで駆け寄って自撮りしてすぐに立ち去る。こんな感じでこのスタンプラリーは進んでいく。ただいまの時刻は12時半。1日で全部回りきるぞ。

八瀬比叡山口伊吹萃香

ところで、今回の巡回計画を先に説明しておく。

TLに流れてきた先人のありがたい知恵ツイートなのだが、これを一切無視したルートで行く。出町柳駅から八瀬比叡山口まで一本で行き、一乗寺駅まで戻る道中で宝が池、修学院で降りる。一乗寺駅から狸谷山不動院まで行った後、次は木野まで行って妙満寺へ。最後、鞍馬と貴船をなんやかんやしてコンプリートする、という算段だ。

計画というにはあまりにも杜撰というか、行き当たりばったりな気もするが仕方ない。また、乗り放題チケット等のお得なものもない。Suicaオートチャージ機能に感謝しながら乗り回すのみだ。

とかなんとか言って電車に揺られること20分、八瀬比叡山口に到着した。

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アッッッッッ!!!!!!!元気いっぱいだねぇ……。ARを楽しむオタク達に謝りながら自撮りをキメ、次の発車時刻までの時間をつぶす。

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NEW GAMEのキャラがワンマンで頑張っていた。叡電って""そういう""コラボ多いんだろうか?きららの広告とか掲示板に貼ってあったしな。

宝が池(多々良小傘

宝が池に着いたのは13時過ぎ。ま~~~じで駅の周り何も無くて驚いた。あれ、駅構内を見回してもポップが見当たらない。駅の外にも出たけど見つからず、とりあえず足を休めるために休憩室に入ったところ

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んま~~~~~~~~~~~~~💜💜💜可愛すぎて驚いたねぇ……。あと足が性的すぎるでしょ。この足で多々良は無理でしょ、何考えてるの全く。とりあえず足部分をひと舐めしておいた。マナーを重んじるので。

修学院(魂魄妖夢

13:15に到着。電車から降りてすぐ妖夢に遭遇。

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凛々しい顔してるな。電車を斬ろうとしてるのだろうか。エニエスロビーのTボーン大佐か?

このポップの近くで、恐らく地元民であろうおば様方がひそひそ話をしていたが、地元の人はこのコラボのことをどう思っているのだろうか。地元が盛り上がるのは嬉しいのだろうか?それとも厄介なオタクが増えてうぜ~と思ってるのだろうか?観光地に住んだことが無いのでよくわからないんだよな……。そんなことを思いながらババアを線路に突き落とし、次の駅へ。

一乗寺八雲藍

13:25に到着。10分おきに200円を払う機械と化しているが、構わず蒐集を続ける。(でもやっぱりよくよく考えたら乗り放題チケットとか買った方がよかったと思う)

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お、めちゃくちゃ好みの絵だ。厚塗り感というか。神々しいな

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神々しいので光源がおかしなことに。

狸谷山不動院封獣ぬえ

一乗寺駅から日本酒をラッパ飲みしながら歩くこと40分ほど、狸谷山不動院に到着。途中、ようわからん知らん神社に寄ったりもしてしまって少しタイムが伸びてしまった。狸谷山不動院は最奥にあるので目移りせず奥を目指そう。

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名前に恥じぬ狸の主張。ぬえちゃんもいるし神霊廟EXなんだろうな。この石碑を見るまでに長い長い上り坂を歩いてきたのだけれど、ここから更に250段の階段を上らなければいけないので、いつもウマとFGOしかしてないクソオタクにはキツいと思う。

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七福神、毎回覚えるけど毎回忘れるんだよな。布袋寅泰がいることは覚えてるんだけど。

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事前にパンフレットで写真を見たのだが、確かに清水の舞台に見えなくもない。紅葉の時期に来たらもっと綺麗なのだろうか。

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さて、階段を上りきると社務所前の広場にたどり着く。酸素スプレーではなく徳利を持った狸が出迎えてくれた。広場から舞台入口の方を見てみると、オタク達が群がっているのに気づく。おそらく、いる。

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いた。絶対にパンピーの目を避けて通れないところに。

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親と一緒に来てた小学生くらいの子供がこのポップ見て「このえっちの妖怪がよ!?!??!??!?!?!?!」って叫んでたし、めちゃくちゃやまびこしてた。

詩仙堂

さて、狸谷山不動院のエロ妖怪を見た後は一乗寺駅に戻るのだが、行きの道中で気になったスポットがあったため立ち寄ってみる。

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え!?なんか良さげじゃない?

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スーパー心落ち着く癒し空間が広がっていた。白玉楼はここにあった。額縁に収められた古めかしい写真を見るに、どうやら皇族やら王族やらも訪問していたらしく、非常に由緒あるスポットみたい。

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園内に響くのは小さなせせらぎの音と鹿威しの音とババアのいびきの音。ここで寝るなよ。

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詩仙堂でしこたま癒された後は一乗寺駅近くのラーメンを食って帰った。あっさりそうな見た目とは裏腹に、唇がテロッテロになるくらい濃厚のスープが、甘辛く煮たメンマと細麺に絡みついて最高。ビールを2瓶空けた。クソ美味かったのでおススメしておく。

妙満寺蓬莱山輝夜

ラーメンを食ったり、駅前のオシャレな本屋に寄ったりしてたらめちゃくちゃ時間が経ってた、急いで妙満寺に向かう。

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本門は閉まってたけど、駐車場から敷地内に入ることが出来たので撮影。残念ながら参拝することはかなわなかった。ポップ撮影するためだけに来たのかなり罪って感じするな。今度ちゃんと参るから許して。

鞍馬(射命丸文

妙満寺についたのが17:15だったので、急いで鞍馬に向かう。先に鞍馬にいき、戻り際に貴船に寄るという算段。持ってくれよ、俺の脚とモバイルSuica

鞍馬駅に着いた頃には18時を過ぎ、あたりはすっかり暗くなってしまった。急いであやちゃんを探して、すぐに貴船に行こう。

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え、なんか君だけ喋ってるんだけど何?科学すごい

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ポップは別でちゃんと用意されてた。ありえんくらいブレてて面白い。

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一応参拝道入口まで来てみたものの、こっから1時間あるいて貴船に行くのは躊躇われ、大人しく電車とバスで貴船に向かうことに。

そんで電車に乗って気づいたんだけど、18時以降って貴船神社行のバスって全然出てないんだ、知らなかった、バスって24時間5分間隔で出てるんじゃないの?ここでまさかのトラブル(?)、貴船は明日にまわすことに。

2/13

貴船口西行寺幽々子

夜にホテルで""宴""をしてしまったため、この日の行動も遅い時間から始まる。なんとなーく空は雲がかっていたが、折りたたみ傘はホテルに預けたスーツケースの中だ。アホなのか?

例のごとく出町柳から貴船に向かう。もっと賢い選択は無かったのだろうか。

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11時半、貴船口幽々子様に朝の挨拶。昨日は来れなくてごめんなさい、このエロの亡霊がよ。

貴船神社水橋パルスィ

最後に残るは貴船神社におわす橋姫様。バスを待つ間、水の神様に会いに行くのに誂えたかのように、ポツポツと雨が降り始めた。そんなサービス精神は要らないんだけどな。

弱小野球部が遠征の時に使うようなマイクロバスが来て、貴船神社に向かう。揺られること5分ほど、貴船神社のだいぶ手前で降ろされてしまった。どうやら道路工事の影響で車幅が狭くなり、バスが通れないようだ。仕方なく、雨の中を傘もささず歩く。私の前髪は湿気に完敗し、純粋なる狂気の終わり際の様相を呈していた。

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前髪を撫でつけながら更に取返しがつかなくなったところで貴船神社に到着。雨足が強くなってきたこともあってか、人が少なくてとても良い感じ。

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あ~~~この眺めいいな……。でもやっぱ雪のライトアップの時期に来たいな。まだ写真でしか見たことないが、雪と燈籠のコントラストはさぞ最高なんだろうな。

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というわけで、お堂に到着。やっぱいつ見ても綺麗だな。

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片タイツ造りの流線形は美しさすら感じ、露出した膝擬宝珠は一点の曇りもなく煌々と輝いている。ちょうど今は冬の特別期間だったのだろう、流造りのスカートの下のご本尊も拝観できるようだ。

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お堂はこっちですね。失礼しました。

というわけで、スタンプをフルコンプしたので出町柳駅に帰る。途中、良いお土産屋さんがあったので寄った。

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最近、鉱物を見ただけで秘封か!?となってしまうので良くない。

以下、車内ラッピングギャラリーをば。

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この写真を上げたらFFのオタクに「いや俺いるんだけど」と言われたので線路に突き落とした。

出町柳に到着して、復活したFFのオタクに見守られながらスタッフに自撮りを見せ(ここ地獄だった)、無事にノベルティをゲットした。本来は、各所10種類+コンプ賞で計11種類が貰える予定だったらしいが、各地の強いオタクが集まったせいでノベルティが品切れになったようだ。最高だ。

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以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。ちなみに、叡電やらバスやらに使った交通費は4045円でした。そんなもんかい。