今回はオススメアーティストの紹介と、少しの宣伝を。
- 東方アレンジのサブスク配信スタート
- シイナフユキとは
- オススメ曲紹介
- 終わりに
東方アレンジのサブスク配信スタート
12月21日より、AppleMusicとYoutubeMusicで楽曲配信が開始された。上海アリス幻樂団による楽曲はもちろん二次創作楽曲も幅広く配信対象になっているらしい。時代はスゴい。そのうち、原曲別ソートとか出来るようになってほしい。
サブスク配信が開始されたということで、お気に入りの東方アレンジャーを布教したいというのが今回の目的である。全人類シイナフユキを聴いてほしい。
シイナフユキとは
メンバーにシイナフユキ、まりつみを擁する東方アレンジサークル「群雨アンブレイラ」の主宰。東方二次創作動画リスナーは誰しも彼らの曲を一度は聴いたことがあるはず。代表的なのはminusT氏による弾幕ごっこの動画だろうか。
動画冒頭で使われている楽曲がシイナフユキ氏のものである*1。曲を聴くとわかるように、シンセ主体の激しいロックを得意としており、攻撃的なドラムの音に脳髄を壊されたリスナーは数知れず。隙間と逃げ場が一切ない、壁に押し潰されるかのような音の圧。彼のサウンドは本当に彼にしか出せないオンリーワンな気がしている。SEANA is GOD
オススメ曲紹介
以下、アルバムごとにオススメの曲を。
the third traveler -reprise-
新宿/[departure platform]
『ティアオイエツォン』のアレンジ。この曲の良さは29秒のサンプルの中には詰まってないので是非ともフルで聴いてほしい。オルゴールとギターを合わせられると脳がバグる。
市街/[missing person]
『少女秘封倶楽部』のアレンジ。ギターとドラムの激しいサウンドに脳髄を揺さぶられながらも、どこか物悲しささえ感じる、本当に強いヤバアレンジ。全東方アレンジの中で一番好きな曲と言っても過言ではないかもしれないですね。初めて聴いたときにマジで鳥肌立った。
Distance of Death (死神の距離)
伊坂幸太郎を知っている人はジャケット写真でビビっと来たかも。
Lost and Found
『春の湊に』のアレンジ。爆音で脳味噌を鷲掴みにされたかと思えば、煌びやかなピアノと裏打ちのシンバルカップに揺らされ、再度爆音のサビでブン回されるみたいな曲。
5.0.5. ground zero
Wildland landscaper
『シュレーディンガーの化猫』のアレンジ。やはりシイナ氏の真髄は電子音とギターサウンドの融合にある。
Secondhand Dealer
『他愛も無い二人の博物誌』のアレンジ。悲哀を感じるようで、でもどこか祭囃子のような楽しさもあるそんな4つ打ちダンスロック。こんな体が縦ノリさせる音楽をつくりたい。
hollowing lamentation -overture-
Nightfall
旧作より『The Last Judgement』のアレンジ。このアルバムからギター音源が変わっている気がする。音圧は健在。
Qimranut
Lietinga Nakits
『夜のデンデラ野を逝く』のアレンジ。透き通ったピアノと爆音ドラムで気持ちよくなる。このアルバムから、より一層音圧が強くなった気がする。
Malchut
Skygrasp landscaper
『レトロスペクティブ京都』のアレンジ。マイナー超の腹に響くロックから、突き抜けるように明るいサビへの転換は気が狂うほど気持ちいい。
Hello, World!
『ルーネイトエルフ』のアレンジ。氏にしてはBPMはそこまで速くないが縦ノリリズムは健在。明るいシンセロックはかっこいい。
その他動画サイト
Youtubeやニコニコ動画に上がっているものもいくつかピックアップ。サブスクに入らない人はここから聴くのがオススメ。
Berberis japonica
『無間の鐘 ~ infinite nightmare』のアレンジ。あっという間に10分(内訳:曲8分半、余韻1分半)が過ぎる。時間泥棒とはまさにこのこと。
旧作より『プラスチックマインド』のアレンジ。イントロからサビまで手加減なしにカッコいい。終わった後に少しだけ血行が良くなっていることを実感できる。
4:00 AM
『あなたの町の怪事件』のアレンジ。ピアノ×ギター×ドラムの代表曲。LUNA SEAかな?
妖怪変化は闇夜に踊る
『佐渡の二ツ岩』のアレンジ、『カタルシス』収録。氏の学生時代の作品と思われる。現在ほどの音圧は無いが、既にシイナロックはほぼ完成していると言っても過言ではない。
終わりに
そんな彼が参画している、東方アレンジアーカイブ団体*2、幻想StorageからCDがリリースされた。なんと、私の曲と氏の曲が、同じ1枚に収録されている。失禁の嵐。ダウンロードフリーなので是非とも聴いてほしい。
以上、宣伝でした。