神道に興味があります。興味があるだけで、別に「宮司になりたい」とか「忍野メメになりたい」とかそういうのではないです。分厚い本を抱えた怪しい2人組にひっかかったわけでもないです。普通にライトに興味があります。
小学生時代は姉の影響でCLAMP先生のxxxHolicを見て、中学生時代は西尾維新先生の化物語にハマり、高専生時代に東方Projectに出会い沼ってしまった経験を持つ私からすると、そういうスピリチュアルな何かしらに心惹かれるのは当たり前かもしれない。
ということで、神道ってやつについて調べてわかったことをまとめます。参考にしたのは幻冬舎『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか(島田裕巳 著)』、宝島社『日本人なら知っておきたい神さまと神道100の基礎知識(武光誠 著)』、Wikipediaです。備忘するにも煩雑すぎるのでだいぶ端折ってます。
なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか 最強11神社―八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祗園・諏訪・白山・住吉の信仰系統 (幻冬舎新書)
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 新書
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日本人なら知っておきたい 神さまと神道 100の基礎知識 (別冊宝島 1921 カルチャー&スポーツ)
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神道は宗教の1つです。古代日本が起源としており、江戸時代の国学者達による研究から始まりました。
宗教といっても、神道にはシッダールタのような開祖もいなければ、コーランのような教典もありません。
日本は多神教の国であり、「どの神を信仰しても、どれだけ多くの神を信仰してもよい」とされています。この多神教と比較されるのが一神教です。例えばユダヤ教ならばヤハウェ、イスラム教ならばアッラーなどの唯一神を信仰の対象とし、それ以外の神を信仰するのは基本的に禁止しています。
日本の神々について記された書物は『古事記』と『日本書紀』ですが、両方に登場する神様は327柱ほど。よく「八百万の神様」なんて言われてますがただ数が多いことを表しているだけ。
古代から日本は神仏習合があったため、神様と如来が同一視されたりするなど、もうめちゃくちゃでした。明治時代にはいって神社整理が行われたので神社の数は減ったが、それでもなお8万を超える神社が全国に存在しています。
現代の神社で祀られている神の出自は3種類にわけられます。
- 記紀神話に根差した327柱の神々。
- 記紀神話に登場せず、歴史の進行とともに新たに祀られるようになった神々。例えば、八幡神のように渡来人が祀るようになった外来の神、稲荷神のように突然出現した神。このような神様は他の神様と習合することがあります。
- 人を神様として祀り始めたもの。例えば、菅原道真を祀った天神(天満宮)、戦死者の霊を祀り始めた靖国神社などがあります。
習合という現象があるため、2つの種類にまたがるのも少なくないです。例えば、2つめに例として紹介した稲荷神は、記紀神話に登場する豊受大御神と習合しました。
まとめ
・宗教はよくわかりません