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東方聖地巡礼記(猿橋~諏訪 編)

11月18日(土)から21日(月)まで、聖地巡礼の信州旅行をしてきました。

タイトルと時期からお察しの通り、主に東方風神録聖地巡礼です。

これから信州に旅行をする予定のある方、旅行をしたいのに金か時間が足りない哀れな方の為にレポートを書きます。

1日目 猿橋(3面道中背景)

最初に、僕が猿橋に行きたいと思ったきっかけのツイートです。

1年前程前にツイートを見かけ、写真がとても綺麗でビックリしました。

猿橋駅新宿駅から2時間ほど。更に猿橋駅北口を出て15分ほど歩くと猿橋に到着です。

駅から橋の道中は、舗装されていない狭い歩道が続きますのでキャリーケースをひいて歩く方は注意が必要です。

橋に到着したのは13時頃だったので、既に観光客は多め。人がいない状態で自然を感じたいのならば、それよりも早い時間帯に行くことをオススメします。

なお当日は曇り。またハレの日に行きたいですね。

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猿橋から東側に見下ろした風景、天狗が出てきそう。

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見下ろして撮影。完全に道中背景。

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猿橋から新猿橋(東側)をアップで撮影。

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猿橋から猿橋側(西側)を撮影。

 

猿橋に東に数十mのところに、公道が通る新猿橋という橋があります。

写真の通り、こちらもとても綺麗な景色を見ることが出来ます。 

ちなみに、猿橋の周辺にはお食事処がありますがどこも観光地価格になっているので、少しでも食費を抑えたい方は駅から橋までの道中に1つだけあるセブンイレブンで何か買っておくと吉です。信州そば屋を横目にコンビニのそばをすする快感。

2日目 諏訪大社(各種スペカ、背景等)、洩矢神社(守矢神社)、諏訪善光寺(秘封)

2日目から本格的に諏訪探索スタートです。

諏訪大社は上社と下社に別れており、上社は本宮と前宮、下社は秋宮と春宮から成ります。特に回るルートは決めていませんでしたが、上社は上社、下社は下社でまとめて参るならば適当で良いかと思います。

上社本宮(神奈子スペカ、諏訪子スペカ)

宿泊していたホテルから歩くこと30分。本宮に到着。

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ご立派な鳥居。撮影時の時刻は8時40分、既に無限のジジババが湧いています。

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鳥居をくぐると目の前にあった第一御柱諏訪大社の境内には4本の御柱が建っています。 

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神奈子のスペルカードの元ネタ、天流水舎。

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楽殿。ドデカい太鼓が2つ。 

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宝物殿。神事に使われた神剣(ヤマトトーラスのナイフ)等が納められています。 

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その他もろもろ。もしかしたら元ネタのものも混ざっているかもですね。

 

そして

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やっぱりあった痛絵馬。僕も書きましたが幻想郷の幻の字が幼になってしまったのでアレでした。

 

本宮は以上です。1番目に参ったからというのもあると思うけれど、諏訪大社独特の雰囲気に圧倒されました。心が隅々まで浄化された気がします。

本宮に限らず、諏訪大社御朱印は500円で貰うことが出来ます。御朱印帳が無いという方はそちらも1000円で販売してあります。安心ですね。

余談ですが、本宮前はお店が立ち並んでいるので、お土産はここで選ぶと良いかもしれません。

上社前宮(神奈子スペカ、東方風神録ジャケット)

本宮から東に歩いて20分ほど、前宮に到着です。

前宮は本宮に比べると坂、階段が多いので大きな荷物を抱えて参拝するのは少々疲れそうです。身軽な格好で行くことを心掛けましょう。

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本宮の鳥居に見劣りしない立派な鳥居。 

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前宮第二御柱。これが風神録ジャケットという説が有力。アップで撮ればよかった。 

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EX道中神奈子のスペカの元ネタ。ひしゃくが置いてあったので手水するべき? 

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その他もろもろ。小さな社が多かったです。

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お約束。

 

前宮は以上です。境内のイチョウが黄色に色づき、とても綺麗でした。

水眼の清流の源泉は完全に私有地になっていますので立ち入らないようにしましょう。

また、ここの絵馬は絶対数が少ない割には痛絵馬が多く、眺めるのが楽しかったです。

下社秋宮(神奈子背景、神奈子スペカ、諏訪子スペカ)

上社を2社とも参り終えたので下社に向かうことに。

上社から下社まではかなり距離があり、バスは通っていますが、1日に2本しか無いという感じ。電車で行ってもいいですがここでは小回りの利く車を選択。諏訪大社は駐車場も完備&無料なので悪い選択ではないはず。

時刻は午前10時を過ぎていたのですぐさま電話。この微塵も計画性無いところがいいですね*1

レンタカー屋さんに電話すること4件目、1台だけいい感じの車が残っているとの連絡をもらったのですぐさまGO。無事に借りることが出来ました。

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レンタカー屋さんから借りたデミオでドライブ、向こうには諏訪湖

 

諏訪IC信号近くのレンタカー屋さんから車を走らせること30分、秋宮に到着です。

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鳥居。そういえば七五三シーズンでした。

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神奈子の背景にもなっている神楽殿。流石に人が多かった。

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夜泣きじゃなくて息の根止まってるシリーズ

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個人的に全御柱の中で1番好き、秋宮第一御柱

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ノルマ達成。ラブライブサンシャイン関係なくないですか。

 

なんかブログ書いてる時に気づいたんですが秋宮の写真だけ少ない。総本山のはずなんですが。

他にも国歌でしか名前を聞いたことないさざれ石があったり、宝物殿の中にミシャグジ信仰に関する記述が遺されていたり、裏参道には小さな稲荷様と一緒にこれまた小さい不動明王が祀られていたりと、見所満載です。

 

さて、春宮に向かう前にお昼御飯にします。

場所は食べログと一緒に悩んだ末、秋宮の目と鼻の先にあるそば屋さん、山猫亭 本店さんに決定。店内はいい雰囲気。

tabelog.com

一杯900円*2のかけそばを注文。かけそばともりそばの違いってなんだか知ってますか?海苔が有るか無いからしいです。

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信州のお蕎麦、美味しかったです。でも食べかけの時に写真を撮ってしまったせいでとても残念な感じになっています。ご馳走様でした。

下社春宮(神奈子スペカ)

秋宮から車で10分、春宮に到着です。

鳥居の写真は僕のヤバイ変顔が写っていたので載せられません。

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いきなりの神楽殿。かなりお気に入りの1枚。

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この写真も忘れられた神社感出てて好きです。 

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御柱の中でエキスパンデッド感が一番でてる御柱、春宮第一御柱。 

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その他もろもろ。筒粥殿に関しては神奈子のスペカの元ネタなのですが、殿の写真を撮り忘れる痛恨のミス。4枚目の写真は、秋宮から少し離れたとこに鎮座する万治の石仏という像*3。見た目はアレですが病気を治してくれるそうです。 

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ついでにノルマ達成。T20さんという方は四社全部に絵馬を奉納してらっしゃいました。しかも恐らく3ヵ月毎くらいで。すごい。

 

四社参りRTA(6:30:25)を完走した感想ですが*4、紅色と黄金色にほんのり緑も混じる見事な秋模様を想像していたので、意外と緑成分マシマシで肩透かしを食らいました。紅葉が目当てならば素直に京都辺りに行くのが良いと思います。もしくは猿橋。しかし、東方の聖地としてはこれ以上ないほど絶好のスポットなので、東方ファンの方は一度足を運んでみるべきです。そうでない方も、諏訪大社は日本有数のパワースポットとされていますので、癒しを求めて訪れるのも良いでしょう。

洩矢神

腹ごしらえを済ませ、いざ洩矢神社へ......という訳ではなく、四社参りを終えて完全に行き場を失い、とりあえず目的地の無いドライブを始めました。洩矢神社という場所があるのを知ったのはこのドライブ中に見た案内標識のおかげです。諏訪湖を左手に見ながらグルグル。車内BGMは東方原曲のお気に入りをつっこんだプレイリストです。ドライブに一番合う原曲選手権を開催したい。

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湖のほとりで休憩。見渡す限り湖、と鴨。

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湖と僕です。

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通りすがりの黒い人に背中はたいてって言ったら思いっきりエルボー入れられる人生。

 

背中の青タンをさすりながらドライブを再開し洩矢神社へ向かいます。

車を走らせること30分、山間にひっそり佇む洩矢神社に到着です。

規模は小さいですが、雰囲気がヤバイヤバイ。

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魔境とか、異世界とかそんな単語がピッタリ。 

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異世界に迷い込んだ感を出そうとしたら、何故か準シャフ度になってしまいました。 

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絵馬。神絵師の社交場。魔理沙さん奉納されてて笑った。

 

正直今回の旅で一番テンション上がったのはこの神社に到着した時です。

ファンの方は是非一度行ってみてください。絵馬は残りわずかです。

諏訪善光寺

そういえば思い出した、長野って善光寺あるのでは?(導入終わり)

ナビで場所を調べ、早速出発です。善光寺は長野県に3箇所あるのですが、時間的な問題で最寄りの1つだけ参ることに。BGMは「牛に引かれて善光寺参り」から順に、伊弉諾物質のアルバムを垂れ流し。

秘封楽曲のタイトルにもなっているこの言葉は、他人の誘いや予期せぬ偶然で物事が良い方面に導かれることを言うらしいです。そんな慣用句になるくらいなんだから、善光寺は霊験あらたかなスーパー高位のお寺と考えて差し支えないでしょう。

洩矢神社から寄り道せずに20分、諏訪善光寺に到着です。

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寺正統派、善光寺。寺と聞くと命蓮寺を想像しますが特に何の関連性も無いと思います。 

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お寺から一望した諏訪の坤と乾。

 

善光寺御朱印を貰うのを忘れていました。そもそも貰えるのかはわかりませんが。

残り2つの善光寺は次の旅行の時に参ろうと思います。

 

この旅行の東方聖地巡りはここで終わりです。

後は普通の信州観光をしました。

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善光寺の後に訪れた高島城。紅葉が綺麗な城でした。あと鴨。

 

3日目は上社本宮前でお土産を買って、諏訪姫とツーショットを撮ったり、諏訪間欠泉センターに行って旧地獄の片鱗を垣間見たり、クソ寒い中足湯に浸かったり、とても楽しい時間を過ごしました。使える写真が無いのが残念です。

まとめ

東方に触れ自然に触れ、大満足の信州旅行でした。次は白樺湖善光寺コンプをしに行きます。

この3日間で使ったお金は、交通費(飛行機、レンタカー含む)と食費、宿泊費に雑費、おみや代まで合わせるとざっと8万5千円ほど。

御朱印を貰わなかったり、ネットカフェに泊まったり、安くで食事を済ませたりするなどすれば、おそらく6万円ほどで収まると思われます*5

旅行の際贅沢をするか限界まで切り詰めるかは個人の自由。楽しい旅ライフを送ってください。

 

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*1:?

*2:少々観光地価格かも?それとも某煮鶏うどん屋に慣れすぎ?

*3:と周回する僕

*4:激ウマギャグ

*5:福岡⇔諏訪の場合です。本州の人だったらもうちょい安くなるかも